ムダ毛処理は剃るのが主流だと思いますが、中にはピンセットや脱毛器で抜いて処理をするという人もいるんじゃないでしょうか。
しかし、もし自分の子供のムダ毛を抜いて処理させているという人がいたら、いますぐやめるべきです。


子供はまだ肌も毛穴も弱く、ムダ毛を抜くことで起こるデメリットがあまりにも多いんです。
- 毛穴が広がる
- 埋没毛になる
- 色素沈着が起こる
想像してみてください。
毛穴は広がり赤黒くポツポツと、、、肌の下にはうっすら埋没毛まで透けて見える。
近い将来、子供が大きくなった時にこんな肌になっているのは可哀想だと思いませんか?毛は処理できても、今度は肌のことで悩んでしまうことでしょう。
毛を抜くことがダメな3つの理由
大人であれば、剃っても抜いても好きなように処理していいと思います。どちらの場合も保湿などのケアをきちんと行えば肌トラブルも防げます。
でも子供はダメです。ピンセットだけじゃなく、ソイエなどの脱毛器もだめですよ。
処理した直後は見た目も綺麗だし、剃るのと変わらないじゃん。と思うかもしれませんが、、、
それでは、子供のムダ毛を抜いて処理することがダメな3つの理由をご紹介しますね。
子供の肌には刺激が強すぎる
まずは何より、子供の肌は大人に比べて弱いから、というのが一番です。
子供の肌は想像以上に刺激に弱いもの。大人と同じ刺激を与えると、肌が受けるダメージは2〜3倍にもなるという実験結果が出ています。
剃るなら刺激を受けるのは表面だけですが、抜くとなると毛穴の中にまでダメージを与えます。
外側から見ると綺麗でも、内部の毛細血管が傷つけられて炎症や出血を起こしてしまうんです。そしてそれが日常になると、色素沈着を起こしたり、ニキビが出来やすくなります。
毛穴が広がった状態で成長する
また、成長途中に毛穴が広がってしまうことも問題です。
日常的に毛を抜いていると、毛穴も開いた状態が多くなります。そしてそのままの状態で大人へと成長していくと、毛穴も広がったまま固定されてしまうんです。
毛穴にとっては小さい頃からそれが当たり前の状態になっているので、あとで引き締めようとしてもどうにも出来ません。
結果、どんなに気を使って処理してもぶつぶつが目立つ肌になって後悔することになります。
埋没毛の処理で肌を傷つけやすい
さらに、何度も抜いて処理をしていると埋没毛が出来ます。
埋没毛は、毛を抜いた時の影響で毛根が横になったり、毛穴が詰まったりして起こるのですが、その処理が問題です。
本来ならば、埋没毛は放っておけば自然と外に排出されます。しかし、子供はそれが待ちきれずに皮膚を針やピンセットで剥いてほじくり出してしまう事が多いんです。
実は私も、子供の頃はよくやってしまっていました、、、
もちろん、肌にとっては最悪です。クレーターのような跡が残って治らないことも。
正しい処理方法に戻しましょう
これまで毛は抜いて処理してしまっていたという人も、今から処理の方法を変えればまだ大丈夫です。
良くも悪くも子供は成長途中ですから、今からでも正しい処理方法に戻せば、肌や毛穴の再生はまだ間に合います。
ベストな処理方法は、肌への負担・ムダ毛への効果を考えるとサロン脱毛になるのですが、費用もかかりますし、子供のうちからはちょっと、、、と抵抗のある方もいると思います。
自宅で出来るケアとしてはムダ毛は剃って処理しながら、日常のケアに抑毛ローションを使うのがおすすめです。きちんと処理すればカミソリ負けもしませんし、抑毛ローションで毛が薄くなってくれば剃りあとも目立ちません。
金銭的な問題などが解決すれば、またその時にエステで脱毛を検討するのが良いでしょう。
まとめ
「剃るとすぐ生えてくるから」「抜いた方が綺麗だしなんとなく気持ちいい」など、抜く派の方がいらっしゃるのもわかりますが、実はこんなにデメリットだらけだったんです。
特に子供のうちからこれをずっと続けていくと肌がボロボロになるので、今のうちにやめるべきです。
抜いて処理をやめるべき3つの理由
- 子供の肌には刺激が強い
- 毛穴が広がった状態で成長する
- 埋没毛の処理で肌を傷つける
正しい処理をすればムダ毛は目立たなく出来るので、子供の時こそムダ毛処理には気を使ってあげてくださいね。